権院内代表はこの日の午後、国会で進行された国民の力の議員総会中に記者たちに会い「大韓民国政府樹立以来80年が過ぎたが、たった1人のための、1人の処罰を免罪する法案を作るのは今回が初めてだ」とこのように述べた。さらに「李在明はヒトラーよりもっと悪質な奴だ。李在明はベネズエラの独裁者ウゴ・チャベスより邪悪な人間だ」と声を高めた。
権院内代表は「すべての国民は法の前に平等だ。ところが、なぜ特に李在明だけ4999万人の国民の上に君臨させ、特恵を付与する法案を作るのか、国民は納得できない」と述べた。続いて「李在明をはじめとする共に民主党勢力は理性と良心が麻痺している。どのように罪を犯し、大法院までが有罪と判断した事件に対し、その罪をなくすためにその犯罪を処罰する規定をなくすというのか」と主張した。
このような発言はこれに先立ち、相次いで開かれた国会法制司法委員会法案審査小委員会と全体会議において、共に民主党主導で処理された刑事訴訟法改正案を対するものだ。キム・ヨンミン(金容民)共に民主党議員が代表発議した改正案は‘被告人が大統領選挙に当選した時には裁判所は当選した日から任期終了時まで公判手続きを停止しなければならない’という条項を新設した。国民の力はこれに先立ち、当該条項が大統領の不訴追特権を規定した憲法84条をめぐる議論を遮断するためのものだとして反対してきた。
権院内代表は「自身の犯罪を覆うため、国民に委任された神聖な立法権をむやみに乱用し、独裁をためらわない李在明とその下手人たち。共に民主党議員たちの行動に対し、国民全員が怒り、批判しなければならない。さもなければ大韓民国は独裁国家に転落するだろう」と述べた。また「同法案の深刻性、独裁性を国民に知らせるため、国民の力も最大限アイデアを絞り出す」と述べた。
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