記者会見で頭を下げる崔氏(共同取材)=7日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見で頭を下げる崔氏(共同取材)=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は7日、傘下の通信大手SKテレコムが先月サイバー攻撃を受け、利用者のSIMカード情報の一部が流出した問題について謝罪し、解決に向け最善を尽くすと表明した。

 崔氏はこの日、ソウル市内のSKテレコム本社で開かれた記者会見で「サイバー攻撃により顧客と国民に不安と不便をおかけした。SKグループを代表して謝罪する」と述べた。

 また、SIMカードの交換などを巡り混乱が生じたことについて「顧客の立場になって細かく気を配れなかった点を、私をはじめとする経営陣全員が痛切に反省している。顧客だけでなく国会、政府機関など各所からの叱責は当然であり、謙虚に受け止める」と強調した。

 さらに、政府の調査に積極的に協力し、原因把握に注力するとしながら、全グループ会社を対象にセキュリティーシステムを点検し、投資を拡大すると説明した。


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