【ソウル26日聯合】景気停滞の影響で国内在住韓国人の海外旅行が5月から毎月減少し、最大繁忙期の8月にも急減した。
 韓国観光公社が26日に明らかにしたところによると、8月に韓国を訪問した外国人の数は58万894人で、前年同月(58万4759人)とほぼ同じだった。これに対し、海外を旅行した国内在住韓国人の数は116万3809人で、前年同月(130万8664人)に比べ11%以上減少した。

 海外旅行した国内韓国人の数は5月に減少に転じ、前年同月比0.7%減の109万9977人となった。6月には100万4715人で5.6%減、夏休みシーズンを迎えた7月にも113万5843人で12.5%急減した。8月も2けたの減少は続き、韓国人の海外旅行需要が確実に縮小していることを示した。

 観光公社関係者は、景気停滞に米国の金融危機が重なり、国内韓国人の海外旅行は年末まで減少せざるを得ないだろうと話す。また、訪韓する外国人数も減少の可能性があるとし、韓国観光マーケティングに総力を上げる考えを示した。

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