「出馬」した韓悳洙候補に会った李洛淵元首相…「大統領選ビッグテント」を論議=韓国
「出馬」した韓悳洙候補に会った李洛淵元首相…「大統領選ビッグテント」を論議=韓国
韓国のイ・ナギョン(李洛淵)元首相は6日、“6・3大統領選ビッグテント(大連合)”の話し合いのため、無所属で出馬表明したハン・ドクス(韓悳洙)前首相に会い「一致した認識を基に、さらなる推進の方向性などについて話し合えたらと思う」と語った。

イ元首相はこの日、ソウルで行なわれたハン候補(前首相)との昼食会合の席で「ハン候補の出馬宣言文をよく読んだが、改憲・通商・統合という3つのキーワードが私と一致していることがわかった」と語った。

イ元首相は「韓国が直面している危機は基本的に政治を土台としたものであるが、ハン候補が言うところの通商危機・対外関係危機が重なっている」とし「脱冷戦が終わり米中覇権競争時代へと突入し国際秩序が混乱している中、ハン候補の持っている通商・経済・外交の経験が危機克服に役立つのではないかと判断している」と語った。

またイ元首相は、今回の昼食会合が成された背景について「この数日間の政局をみながら『このままではこの国が “怪物国家”に変わってしまう』という深刻な危機を感じた」とし「与党“国民の力”は時代錯誤的な非常戒厳や2度にわたる大統領の罷免、これほど国民に迷惑をかけたのなら謝罪・反省してより謙虚になるべきなのに、いまだに傲慢と安逸な姿勢のままだ」と指摘した。

つづけて「最大野党“共に民主党”は狂ったように司法府を破壊し、司法権さえも手中に収めようとする獰猛(どうもう)なことを続けており、ベネズエラやハンガリー・ポーランドの独裁者たちが使った手法まで試みようとしている」と批判した。

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