韓国教育部(省)傘下の公共機関“北東アジア財団”は5日「日本で1892年に製作された地図集『分邦詳密大日本地図』の中の『大日本全図』を、ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)区の独島体験館に展示する」と明らかにした。
この地図は日本の領土がピンク色で示されていて、朝鮮や満州・ロシア沿海州・サハリンなどは無色のままになっていることから、日本の領域とはっきり区別されている。
この地図集は計15枚で構成されているが、このうち2番目の「大日本全図」には日本全域が行政区域別に境界線で区分されており、最北端の千島列島から最南端の沖縄までの全域がピンク色で示されている。
一方、「竹島」と「松島」と表記されている「ウルルンド(鬱陵島)」と「独島」は “無色”のままになっていることから、“日本の領土ではない”ことが示されている。
北東アジア財団は「この2つの島が無色であるのは、当時の日本がこれらの島を『自国の領土と認識していなかった』ということを示す資料だ」と説明した。
また、この地図集の11番目である「島根県全図」には、隠岐諸島は島根県と同色で表記されているが、現在の竹島は地図に存在していないことも、上記と同じ解釈が可能である。
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