金剛山展望台から見える金剛山=(聯合ニュース)
金剛山展望台から見える金剛山=(聯合ニュース)
【春川聯合ニュース】北朝鮮との軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)周辺の民間人規制区域を散策する韓国政府の観光事業「DMZ平和の道」のうち、2023年に開放が中止された北東部の江原特別自治道・高城にある金剛山展望台が約3年ぶりに開放される。同道が6日、明らかにした。

 DMZ平和の道は2019年に開始された。南北関係の冷え込みにより、金剛山展望台を通るコースは23年から運営が中止されていた。

 同道は今月9日から11月30日まで、高城DMZ平和の道テーマ路線の金剛山展望台を通るBコースを運営するという。

 高城DMZ平和の道テーマ路線はAコースとBコースがあり、Aコースは統一展望台を出発し、海岸に沿って非武装地帯の南端にあたる南方限界線まで往復3.6キロを歩くコースで 先月29日から運営されている。

 今回再開されるBコースは、車両で統一展望台から金剛山展望台まで移動し、ここから北朝鮮側を眺め、統一展望台に戻るコースだ。統一展望台より北朝鮮に近い金剛山展望台からは、金剛山を最も近くから眺めることができる。

 テーマ路線プログラムは毎週火、水、金、土、日曜日の午前10時と午後2時に運営される。訪問人数はA・Bコース各1回20人ずつ1日40人で、参加申し込みは「平和の道」公式ホームページなどを通じて行う。


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