与党指導部はこの日、次期大統領選の公認候補を選出した去る3日の全党大会につづき、再び議員総会を開いた。ただこの日は、公認候補であるキム・ムンス(金文洙)前雇用労働相は出席しなかった。
与党のクォン・ヨンセ(権寧世)非常対策委員長は議員総会で「今後4~5日以内に候補の一本化を成し、その勢いを拡大させてこそ大統領選に勝利できる」とし「しかしわれわれの周りには『待ってさえいれば、われわれのほうに一本化されるしかない』と安易に考えている方々がいる」と指摘した。
つづけて「しかし敗北すれば、国民の生活とこの国の未来はどうなるというのか。保守の共倒れ、韓国崩壊の責任をそっくりそのまま負うことになるだろう」と懸念した。
また「党の公認候補に選出されたキム前雇用労働相側の立場も十分理解している」としながらも「党員と国民がキム前雇用労働相に対し圧倒的な支持を送った理由を、あらためて考えてみる必要がある」と強調した。
さらに「党内予備選の初盤から『揺るぎなく一本化を主張した候補』と自分自身を紹介し、ハン・ドクス(韓悳洙)前首相に会って公正な一本化を約束した予備選の過程を忘れてはならない」とし「今は党と国の未来・国民の生活だけを考え、全てを委(ゆだ)ねる勇気と決断が必要だ」と訴えた。
与党指導部は「遅くとも今月11日以内に、キム公認候補とハン前首相との一本化をまず成した後、他の勢力との連帯を模索すべきだ」と考えている。
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