総合的には、第1四半期、ソフトウェア業の業務収入は前年同期比10.6%増の3兆1479億元(約62兆2000億円)、利益総額は同11.6%増の3726億元(約7兆4000億円)だった。
ソフトウェア業の輸出額が減少から増加に転じた。同期間のソフトウェア業務輸出は131億ドル(約1兆9000億円)で、同2.4%増加した。
分野別にみると、ソフトウェア製品の収入が安定的に増加した。同期間のソフトウェア製品の売上高は同9.4%増の7536億元(約15兆円)となり、全業種売上高の23.9%を占めた。そのうち、工業ソフトウェア製品の売上高が同7.1%増の671億元(約1兆3000億円)、基礎ソフトウェア製品が同7.9%増の419億元(約8300億円)だった。
情報技術サービスの収入が2桁の増加を維持した。情報技術サービスの売上高は同11.0%増の2兆820億元(約41兆2000億円)で、全業種売上高の66.1%を占めた。うち、クラウドコンピューティング・ビッグデータサービスの売上高が同11.1%増の3540億元(約7兆円)で、情報技術サービス売上高の17.0%を占めている。集積回路設計が同19.7%増の906億元(約1兆8000億円)、電子商取引(EC)プラットフォーム技術サービスが同8.4%の2482億元(約5兆円)だった。
その他、情報セキュリティの収入の伸びが加速した。情報安全製品・サービスの売上高は同8.6%増の481億元(約9500億円)だった。
組込みシステムソフトウェアの収入の成長率はやや下落した。同期間、組込みシステムソフトウェアの売上高は同10.5%増の2642億元(約5兆2000億円)となった。
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