外国人・在外国民による国民健康保険の不正利用が増加に転じる=(聯合ニュース)
外国人・在外国民による国民健康保険の不正利用が増加に転じる=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国民健康保険公団が国会保健福祉委員会所属の議員に提出した資料によると、昨年に国民健康保険を不正利用し摘発された外国人・在外国民は1万7078人で前年比16.8%増加した。

 摘発された国民健康保険の不正利用者数は2021年の4万265人から22年は1万8491人、23年は1万4630人に減少したが、昨年は増加に転じた。

 不正利用者の増加とともに、不正件数と保険金の不正受給額も増えた。

 24年の不正件数は4万5909件で前年より14.7%増加。不正受給額は28.5%増の25億5800万ウォン(約2億6480万円)となった。

 不正利用の形態は健康保険の資格を失っているにもかかわらず、保険金支払いを受けたケースがほとんどだった。他人の健康保険を不正使用したケースや健保停止期間の利用などが続いた。

 摘発された人を国籍別にみると、中国が1万2033人で最も多く、米国(679人)、ベトナム(605人)の順だった。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40