現代モービスのスマートカードキーが人気、「ジェネシス」の全車種に対応＝韓国

自動車部品メーカーの現代モービスがこのほど、電子商取引（EC）サイト「ジェネシスブティック」で、外題自動車の高級車「ジェネシス」の全車種向けスマートカードキーを販売開始した。

2024年末に現代自動車のECサイト「現代ショップ」を通じて発売したスマートカードキーは、売り切れと再入荷が続いていた。人気を受けて2025年2月にはスポーツタイプ多目的車（SUV）「オール・ニュー・パリセード」と同「アイオニック9」に対応したほか、今後は同「ザ・オール・ニュー・コナ」、セダン「ソナタ・ザ・エッジ」など現代自動車の全車種にも適用する。起亜自動車も同様に、対応の車種を増やしていく予定だ。

現代モービスのスマートカードキーは、大きさがクレジットカード程度で、厚さは2.5ミリメートルと小さいが、ドアの開閉からトランクを開ける動作、エンジン始動、遠隔駐車支援技術（RSPA）まで対応する。超広帯域（UWB）無線を活用しており、カードキーをドアに接触させずに開くことが可能となっている。

今後は北米や豪州地域でも販売を拡大する計画だ。また大企業で使用する社用車用に、会社のロゴと希望の文言を入れるサービスも提供するなどして協業を進めていく。