また韓氏は就任初年度に改憲案をまとめて2年目に改憲を完了するとしたうえで、改憲の具体的な内容は国会と国民が討論して決め、自身はけん制と均衡による分権という方向性のみを提示すると表明した。
同氏は「国と国民のための未来ではなく、個人と陣営の利益を追求する政争が危険水準に達した」としながら「われわれが苦労して興した国が無責任な政争で足元から崩れるのを放置してはならない」と強調した。
出馬の理由については「私は誇らしい韓国国民の公僕として経済発展の第一線で生きてきた」とし、「国益の最前線である通商外交まで政争の種にする現実が、私の良心と常識では到底納得できなかった」と説明した。
尹氏の罷免後に大統領権限代行を務めた韓氏は大統領選に出馬するため前日に首相を辞任した。
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