辞任したハン・ドクス元首相、今日出馬を宣言する見通し=韓国
辞任したハン・ドクス元首相、今日出馬を宣言する見通し=韓国
韓国で今月1日、国務総理を辞任したハン・ドクス元首相が、6・3大統領選挙への出馬を本格化する見通しだ。

 2日、政界によると、ハン元首相は同日午前、ソウル・ヨイド(汝矣島)国会で、統合と飛躍などをテーマに大統領選出馬宣言を公式化する予定だという。

 ハン元首相はすぐに国民の力に入党するのではなく、無所属で出馬を宣言した後、国民の力の大統領候補が決定される3日以降、単一化を本格的に推進するものとみられる。

 政界では、ハン元首相が経済回復と国民統合、安定などを強調しながら、次期大統領の任期短縮と連携した分権型改憲の推進、内閣の構成などを打ち出すと予測している。特に、今回の大統領任期を3年に短縮する内容を盛り込んだ分権型改憲を推進するという公約を前面に打ち出すとみられる。

 それだけでなく、野党を包容する「挙国一致内閣」を構成するという構想で「反イ・ジェミョンビッグテント」を作ることが予想される。特に進歩陣営内の非イ・ジェミョン派も連帯対象にする可能性もある。

 これに先立ち、ハン元首相は前日の午後、大国民談話を通じ、首相職を辞任すると明らかにした。彼は「私の前には二つの道がある」とし、「一つは今すぐ私が担当している重責を完遂する道、もう一つはその重責を降りてより大きな責任を負う道だ」と述べた。

 続けて、「私たちが直面している危機を克服するために、私ができること、私がしなければならないことをするために辞職することを最終決定した」とし、「国家のために私が最善だと信じる道を今この瞬間も、そしてこれからも、突き進んでいく」と付け加えた。
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