韓国国防研究院関係者が25日、今月初めに中国を訪問し北京の大学生100人と中国の専門家12人を対象に行った、嫌韓感情を誘発する原因に関するアンケート調査の結果を明らかにした。調査結果は評点1~5で示され、3を基準値に、問題の深刻性が大きいほど数値が大きくなる。
嫌韓感情の主な原因としては、韓国が持つ中国への警戒心(3.5)、中国自体の強い民族主義意識(3.5)、1980年以降に出生した新世代の強い民族主義(3.4)などが挙がった。このほか、江陵端午祭の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界無形文化遺産登録(3.3)、中国食品に対する偏見(3.3)、韓国ビジネスマンの高慢で無責任な行動(3.3)、韓国メディアの誇張された偏向報道(3.3)、漢字を世界無形文化遺産に申請するという説(3.2)、韓国の米国重視外交に対する拒否感(3.2)なども嫌韓感情原因とされた。
この関係者は、中国人はインターネット上の未確認情報を通じ韓国を把握しているようだと指摘する。今回のようなアンケートを通じ、両国関係が堅固なものとなることを期待していると話した。
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