【ソウル25日聯合】ハイニックス半導体が来年の設備投資を今年より1兆ウォン(約911億円)ほど縮小する方針だ。
 同社はこのほど台湾で開かれた企業説明会で、市場状況を勘案し来年の新規設備投資を1兆~2兆ウォンの間で検討していることを明らかにしたという。これは今年の投資額2兆6000億ウォンに比べ6000億~1兆6000億ウォン少ない。同社関係者は、まだ確定していないながら、今年よりは投資規模が減るのではないかという見通しを投資家に示したものだと説明した。半導体市場が急に上向く可能性は大きくなく、現金創出力の範囲内で投資するのが基本方針だとした。

 ハイニックスは最近、200ミリメートルウエハーの生産ラインを縮小し300ミリウエハーに重点を移している。新規投資が縮小すれば300ミリラインに直接影響が及ぶとみられる。

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