新タイプのオーディション、TikTokとエンタメ企業が共同で実施＝韓国

エンターテインメント企業のスーパーティファイがTikTokと共に、新たな形態のアーティスト育成プロジェクト「ステージ・ゼロ（STAGE:0）」を開始すると発表した。

大手プロダクションが中心の伝統的なオーディション方式から脱皮し、ファンとアーティストがリアルタイムでコミュニケーションをとり、成長の様子を伝えるオーディションを目指す。

練習生として数年間活動した、もしくはデビューした経験があっても目立った活動機会が得られなかったアーティストにもチャンスを提供する。「自分のファンは自分でつくる」というモットーの下、ファンと共にアイドルをつくっていく参加型オーディションとなる。

アーティスト候補は与えられたミッションに関する映像をTikTokに投稿することで、同プロジェクトに参加できる。ファンからの反応が良ければ、ライブ放送への出演権を獲得する。その後もさまざまなミッションを通じてファンとリアルタイムで疎通し、ファンダムをつくりあげていく。

スーパーティファイは同プロジェクトで選抜されたメンバーについて、ファンの反応やファンダムのデータを基にアーティストの成長性を分析。個々に合った世界観の設計や世界進出戦略まで支援する計画だ。