清州フンドク(興徳)警察署は殺人未遂、特殊傷害などの容疑でA君に対し拘束令状を申請する予定だと29日明らかにした。
警察の調査の結果、A君は事件前日に自宅で凶器4点をかばんに入れ、学校に持って行ったことが確認された。A君は、「学校生活がとてもつらくて誰かを傷つけようと凶器を準備して行った」と陳述したと伝えられた。
また、警察は「犯罪を犯すので28日からは自分はいないものと思ってほしい」という趣旨の内容が記されたメモも確保した。
警察によると、A君は普段から学校生活になじめず、経済的な理由や家庭の事情などにより心理的な圧迫を感じていたと伝えられた。
A君は昨年、特殊教育対象者として入学し特殊学級に配置されていたが、ことしは一般学級に転換され学校生活を続けていた。
警察はA君の携帯電話やノートパソコンなどをフォレンジック調査し、犯行動機や別の犯行を準備していた状況がないかどうかなどを捜査する方針だ。
A君は事件が起きた28日、学校に早く到着し特殊学級の教室で相談教師と会話をしている途中、腕力を行使した後、廊下に出て凶器を振り回し、本人を含む7人を負傷させた。
A君は犯行直後に学校付近の公園に逃走し、通行人を攻撃した。その後、貯水池に飛び込み救助された。
A君の犯行によりこの学校の校長、環境実務士、主務官の3人が凶器で刺され病院に運ばれた。また、教職員と通行人の3人も負傷し病院で治療を受けている。
幸いにも全員、命に別状はないと把握された。A君も病院で簡単な治療を受けた後、留置場に収容された。
忠北道教育庁は、「授業開始後に事件が発生したため現場を直接目撃した生徒はいないと把握された」とし、「保護者には生徒は安全だという案内メッセージを送った」と伝えた。
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