国防部の報道官は28日の会見を通じて「北朝鮮軍がウクライナ戦争に加担したのは、国連憲章と安全保障理事会決議を違反した明白な不法的行為だ」とし「これを公式に認めたことも、犯罪行為を自認したことになる」と伝えた。
つづけて「わが軍は国際社会と共に、非人道的かつ不法な行為を強く糾弾する」と語った。
韓国政府は「国連憲章2条4項に『全ての加盟国はその国際関係において他国の領土保全や政治的独立に対し、また国際連合の目的と両立しないいかなるその他の方式によっても、脅威や武力行使を控える』と規定されていることから、ロシアのウクライナ侵攻自体が国際法違反であり、したがって北朝鮮のロシア派兵も露朝条約に関係なく国際法違反であり国連対北制裁決議の違反だ」とみている。
一方、朝鮮労働党機関紙“労働新聞”は28日「労働党中央軍事委員会は『ロシア領土に侵攻したウクライナの主権侵害行為を撃退・粉砕し、クルスク地域を開放するための作戦で北朝鮮軍が英雄的偉勲(いくん)を立てた』と高く評価した」と報道した。
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