バチカン展示室に飾られているイタリアの画家、カラバッジョが描いた「キリストの埋葬」の前に献花する追悼客=(共同=聯合ニュース)
バチカン展示室に飾られているイタリアの画家、カラバッジョが描いた「キリストの埋葬」の前に献花する追悼客=(共同=聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】ローマ教皇フランシスコの訃報を受け、大阪・関西万博のバチカンの展示室に飾られているイタリアの画家、カラバッジョが描いた「キリストの埋葬」の前に献花台が設置されるなどカトリック教徒が少ない日本でも追悼ムードが広がっていることが28日、現地メディアの報道で分かった。

 共同通信やNHKなどによると、教皇死去翌日の22日から、イタリアパビリオンの中にあるバチカンの展示の入り口付近に弔問を受け付ける記帳所が設けられ、教皇の写真が飾られた。

 バチカンの展示室に飾られている「キリストの埋葬」の前には各国の責任者が訪れ花を供えて弔意を示した。

 この作品はバチカン美術館が所蔵する唯一のカラバッジョの作品で、万博で展示するために日本に送られた。 

 万博ではドイツやスペインなどのパビリオンでも半旗を掲げるなど各国が弔意を示した。

 教皇フランシスコは19年11月、教皇として史上2度目、38年ぶりに来日し深い印象を残した。


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