【ソウル21日聯合】民間団体の「わが民族助け合い運動」は20日午後、仁川空港からチャーター機で136人の訪朝団を送り出した。7月に北朝鮮・金剛山で韓国人観光客射殺事件が発生してから、民間団体の大規模訪朝はこれが初めてとなる。
 訪朝団には同団体の共同代表をはじめ、宗教界関係者、国民健康保険公団と医療団体の関係者、駐日大使を務めた羅鍾一(ラ・ジョンイル)又石大学総長ら学会関係者が含まれる。

 また、聯合ニュースなどメディア10社の取材陣も訪朝団に入っており、金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説が流れ出して以来初めて訪朝取材活動が行われることになる。ただ、訪朝団の主な目的がわが民族助け合い運動が支援した医療施設の完工式出席とされる上、北朝鮮当局は日ごろから取材を厳格に統制しているため、取材活動は極めて制限されるものと予想される。


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