【ソウル17日聯合】サムスン電子が世界最大手のフラッシュメモリーカードメーカー・米サンディスクを買収する意向を正式に示したが、サンディスク側がこれを拒んだことがわかった。
 両社が17日に明らかにしたところによると、サムスン電子はハラリ会長に書簡を送り、サンディスク株を1株当たり26ドル、すべて現金で買い入れることを提案したが、サンディスク側は理事会で「株価が低く評価され、買収で得られる相乗効果なども反映していない」と結論付け、これを正式に拒否した。

 サムスン電子は知的財産権使用料の節減とフラッシュメモリー市場の掌握力強化、ノートパソコン用ハードディスクドライブ(HDD)に代わるソリッドステートドライブ(SSD)部門の相乗効果などを目的に、5月にサンディスク側に買収を提案していた。サムスン電子が今回提示した買収価格は先の1次提案と同水準だったが、サンディスク側は過去52週間の最高価格を要求しており、交渉は4か月にわたり難航している。

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