記念式のようす。中央が全長官=10日、ソウル(聯合)
記念式のようす。中央が全長官=10日、ソウル(聯合)
【ソウル10日聯合】保健福祉部の全在姫(チョン・ジェヒ)長官は10日に行われた「世界自殺予防の日」記念式で、祝辞を通じ「自殺は貴重な命を自ら絶たざるを得なくした社会の責任が大きい」との認識を示した。困難に直面した人々が人生に希望を持てるよう韓国社会が社会安全網を整え、関心と愛情でサポートすれば困難を乗り越えられるだろうとした。記念式には300人が出席し、自殺予防に貢献した団体関係者らが保健福祉部の表彰を受けた。
 記念式に続いて開かれた自殺予防国際学会で発言に立った保健福祉部の柳志馨(リュ・ジヒョン)精神健康政策課長は、2013年には人口10万人当たりの自殺者数を過去5年間の平均(23.6人)から10%下げ、21.2人とする計画を示した。

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 一方、昨年の自殺者数は過去最大の1万2174人、1日平均34人と集計された。経済協力開発機構(OECD)の基準人口で標準化した人口10万人当たりの自殺者数は24.0人で、世界最高水準を記録した。

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