韓昇洙首相、規制改革による競争力促進方針を強調

【ソウル3日聯合】韓昇洙（ハン・スンス）首相は3日、規制の新設や強化を事前に抑制する総理室の「門番」としての役割を強化するとともに、規制に期限を設けるサンセット方式を厳格に適用するなどの規制改革を強く推進する方針を明らかにした。ソウル市内のホテルで開かれた「ソウル競争フォーラム」の祝辞で発言したもので、「政府は規制改革を通じ競争力を促進させ、経済効率と成長潜在力を高めるためベストを尽くしている」と述べた。
　韓首相は、市場による自律監視体制をより強化するとし、民間自主による競争秩序の定着こそが公正競争の根本趣旨に最も合致すると強調した。また、「世界の経済環境はグローバル化、業種間の融合、デジタル革命などにより急激に変化している。特に、国際レベルでのカルテルや企業の買収合併（M＆A）など、国境を越えた競争関連イシューが浮上しており、これに効果的に対応するためには各国競争当局の緊密な協力が重要だ」と語った。

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　公正取引委員会が開催する「ソウル競争フォーラム」には、孫京植（ソン・ギョンシク）大韓商工会議所会長、具学書（グ・ハクソ）新世界副会長、李廷大（イ・ジョンデ）現代自動車副会長ら財界関係者や国外競争当局者300人余りが参加し、競争政策方向について意見を交わす。