ディープシークのメイン画面(ディープシークホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ディープシークのメイン画面(ディープシークホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル大は13日、中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が開発した生成AI(人工知能)サービスについて、同日午前9時から学内の有線インターネットプロトコル(IP)利用者によるアクセスを暫定的に遮断すると発表した。

 同大の情報化本部は「政府の方針に従い、個人情報保護などに対する安全性が確認されるまでディープシークへの接続を遮断する」とし、「ただ、学術研究や教育目的で活用する場合は申請すれば利用できるようにする」と説明した。

 また、ディープシークは個人情報を過度に収集するとされており、韓国政府の個人情報保護委員会が送った質問書に返信しないなど安全性が確認されていないと指摘した。

 同本部は前日に発表した緊急公示で大学の構成員に対し、韓国情報機関・国家情報院の保安規則を添付した上で▼機微情報の入力禁止▼セキュリティーの脆弱(ぜいじゃく)性の有無など安全性の確認▼セキュリティー設定の強化と管理の徹底――などを要請した。


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