李前会長は経営権の違法継承と脱税の罪で起訴。1審では脱税で一部有罪が認められ懲役3年、執行猶予5年、罰金1100億ウォンが言い渡された。今回の控訴審では、エバーランド転換社債(CB)とサムスンSDSの新株予約権付社債(BW)発行事件の違法性について集中的に審理する計画だ。1審では、CB発行による会社の損害はないとみて、これに関しては無罪と判断された。
検察側は株主らに適切な通知を行わずにCBを発行したことで会社に970億ウォン(約9億9000万円)の損害が発生したほか、BW発行による背任額も50億ウォンを超えるとの主張を曲げておらず、2審ではこれらをめぐる法理攻防が予想される。
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