トン朝鮮部長は、2003~2006年に駐韓米国大使館で経済参事官を務めたと韓国との縁を紹介しながら、「朝鮮部長に就任して非常にうれしい。韓米関係は過去のいつにも増して良好だ」と述べた。続けて、李明博(イ・ミョンバク)大統領とブッシュ大統領の米大統領別荘での首脳会談、ブッシュ大統領の訪韓がともに成功裏に終わったとし、韓米同盟関係は国際的なパートナー関係、21世紀の戦略的関係に発展しつつあると強調した。
両国の最大懸案である韓米自由貿易協定(FTA)については、批准同意案が米議会を通過するようブッシュ大統領と政府が最大限の努力を傾けているとしながら、大統領選挙後から新たに議会が構成されるまでのレームダック(特に議題がなく日程消化にとどまる期間)に通過させるべく働きかけていると伝えた。
一方、独島の主権問題に関しては「米国はいかなる立場も持っていない」と米政府の既存の立場を繰り返した。
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