男子体操平行棒で銀、女子ハンドボールは4強進出

【北京19日聯合】北京五輪第12日目の19日は、体操男子平行棒でユ・ウォンチョルが価値ある銀メダルを獲得した。女子ハンドボールと野球で勝利の知らせが届いた一方、男子ホッケーと女子バスケットボールは惜しくも4強進出に失敗した。
　ユ・ウォンチョルは男子種目別の平行棒で16・250点を獲得し、中国の李小鵬に続く2位となった。予選4位で決勝に進んだユは、8人中6番目に演技。難易度点で最高得点の7・000点をつけたが、技術点が0・750点マイナスの9．250点となり、合計16・450点の李小鵬に惜しくも敗れた。15・650点にとどまったヤン・テヨンは7位だった。

イ・ジョン の最新ニュースまとめ

　女子ハンドボールは準々決勝で中国を31対23で破り、準決勝進出を決めた。21日午後7時（韓国時間）、北欧の強豪ノルウェーと決勝行きのチケットを賭けて対戦する。

野球はアマチュア野球世界最強のキューバを7対4で下し、1次リーグ6戦連勝という破竹の快進撃をみせた。韓国は20日のオランダ戦の結果とは関係なくリーグ首位での準決勝進出を確定した。韓国が成人代表チームの競技でキューバに勝ったのは9年ぶりとなる。

　女子バスケットボールは準々決勝で米国に60対104で破れ、4強進出の夢がついえた。2004年のアテネ五輪では予選で全敗し12カ国中最下位に終わった韓国だが、今大会では2勝3敗で8強進出に成功した。男子ホッケーはスペインとの予選A組最終戦に1対2で破れ、4強進出に失敗した。メダル獲得はならなかった韓国は、23日にB組3位のチームと5位決定戦を行う。

　レスリングでは、男子フリースタイル55キロ級のキム・ヒョソプが8強まで残ったものの、アゼルバイジャンのナミグ・セフディモフに1対2で負け、メダルの獲得に失敗した。ボクシングでメダルが期待されたペク・ジョンソクは、気管支破裂の診断を受け、ライト級8強戦を棄権した。

　陸上はイ・ジョンジュンが男子110メートル障害2次予選に出場、13秒55で韓国記録を更新したが、準決勝進出はならなかった。カヌーは女子カヤックシングル予選にイ・スンジャが出場したが、1分58秒140で8人中最下位にとどまり、予選脱落した。