【ソウル17日聯合】観光客射殺事件のため金剛山観光が中断されたことが影響し、7月の対北朝鮮観光客は前月の6割まで落ち込んだ。
 統一部が17日に明らかにしたところによると、7月に北朝鮮を訪問した観光客は2万1445人で、前月に比べ62.2%、前月同月に比べ19.1%、それぞれ減少した。なかでも金剛山を訪れた観光客は前月より77.9%少なく9838人にすぎなかった。開城観光客も4.5%減の1万1607人となっている。

 南北間の7月の貿易額は1億8074万8000ドルで、前年同月に比べ1.5%減少した。前月比では23.3%増加した。取引形式別に見ると、開城工業団地など商業取引が1億7438万7000ドルで前年同月より28.8%多い。一方、対北朝鮮支援と社会文化関連取引など非商業取引は636万1000ドルで86.8%の減少となった。特に、対北朝鮮支援は476万3000ドルで、前年同月に比べ81.9%減少した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0