ナム・サンミ の最新ニュースまとめ
うだるような暑さとなった8日、インタビューに応じたナム・サンミは、『食客』の撮影を開始してから11か月目に入ったものの全く疲れを感じず、むしろこのドラマが終わってからが心配だという。「お世辞ではなくドラマのチームワークがとても良いので、ストレスがあっても撮影現場に行くとすっきり解消されるんです」
実際に、つい最近まで彼女はストレスを感じていた。『食客』で演じるジンス役について「キャラクターを理解できない」という視聴者の意見がたびたびウェブサイトに書き込まれたためだ。いろいろな事情があり背景説明が十分なほかの登場人物に比べ、やや前触れもなく現れたうように見えたからだろう。
しかし、4日と5日の放送分でジンスの母親に関するストーリーが展開され、なぜジンスがフードコラムニストという職業に執着するようになったのかが説明されてからは、視聴者の反応も変わった。ようやくジンスを理解できるようになったという意見が増え、おかげで以前にも増して楽しく演じられるようになったという。「ジンスという人物は現実にはあまり出会えないと思います。勇敢を超え無謀であり、りりしさを超え無鉄砲といえるジンスは確かに何か一線を越えたような感じを与え、そういう性格の故に友達もいないのではないでしょうか(笑)。でも、やさしく純粋なので憎めないんです。ナム・サンミが演じるからこそジンスが光ると言われるときは本当にうれしいですね」
原作漫画の『食客』ではジンスが記者になった後に登場するが、ドラマでは記者になる前からのジンスが成長する段階が描かれ、分かりにくいキャラクターを理解させるのが今後の課題で、やりがいを感じると語る。
高校2年生の時、ソウル・漢陽大学付近のハンバーガーショップで美人アルバイト生として有名になったナム・サンミは翌年の2003年、大学入試を終えた翌日から芸能活動を開始した。ミュージックビデオをはじめドラマや映画のエキストラや助演として出演しキャリアを積み上げ、デビュー2年目にして『恋するスパイ』の主人公を射止め、現在に至る。
デビュー後に休暇を取ったのは『不良家族』と『犬とオオカミの時間』の合間の4か月だけというほど、休まず活動を続けてきた。しかし、『食客』の撮影終了を1か月後に控え、すでに次回作を物色しているという。「休暇のあいだ、むしろ演技をしたいという気持ちだけが大きくなり、だったら作品に出演した方がいいと思いました(笑)。小説を読んでもせりふを覚えたくなる気持ち、分かります?『恋するスパイ』で初めて主演したときはとても幸せで、仕事が大変だとも思いませんでした。自分が出演したドラマを見るのが楽しくて仕方がないんです」と笑顔で語った。
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