韓国・アルジェリア首脳会談、協力増進策など協議

【ソウル8日聯合】北京五輪開会式に出席するため中国を訪問中の李明博（イ・ミョンバク）大統領は8日、アルジェリアのブーテフリカ大統領と首脳会談を行い、両国の協力増進策について意見を交換した。
両首脳は、2006年に両国が合意した「戦略的パートナーシップ」の発展に向け、協力範囲をこれまでの経済、エネルギー・資源開発のみならず防衛産業などに拡大させることで意見の一致を見たと、青瓦台（大統領府）側が伝えた。

　李大統領は会談で、エネルギー分野の共同プロジェクト発掘などを通じた協力拡大を提案し、特に下半期に予定されているアルジェリアの第7次石油・ガス探査および開発入札について、韓国企業に対する積極的な関心と支援を要請した。これに対しブーテフリカ大統領は、1990年の国交樹立以来、経済や文化などさまざまな分野での協力関係が急速に発展していると評価し、今後も経済開発、インフラ建設、エネルギー開発などで実質的な協力が拡大されるよう努力すると約束した。

　また、今回の首脳会談が成功裏に開催されたのを足がかりに、今後は両国首脳の相互訪問推進など活発な高官交流を通じた協力拡大を図ることでも合意した。