米ピッツバーグ大は、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授のヒト胚性幹細胞(ES細胞)の真偽に関する調査を来年始めに完了する。同大学の報道官が19日、聯合ニュースの電話取材に対し明らかにした。
 報道官は、「黄教授の論文の共同著者シャッテン教授がどの程度の責任を取るべきかの調査がまだ終わっておらず、現在のところは予測できない状況。黄教授の問題に関連しシャッテン教授が免職されるといううわさもあるが即断はできない」と述べた。

 一方、ピッツバーグ大学関係者は、「ピッツバーグ大学は私立大学のため、政府公務員とは違い論文操作などの過ちを犯しても刑事上の訴追は受けないだろう。しかし大きな事態の場合は、減俸や停職、研究費支給の停止、研究費没収などの措置のほか免職される可能性もある」と話している。


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