尹大統領　任期後半は「所得・教育の二極化打開に努力」

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１１日の首席秘書官会議で、「任期後半には所得・教育の不均衡など二極化を打開するため努力しなければならない」と強調した。大統領室のチョン・ヘジョン報道官が明らかにした。

　尹大統領は１０日に任期（５年）の折り返しを迎えた。

　チョン報道官は「任期前半は民間の自由を最大限保障する民間主導の市場経済に体制を転換させ経済を正常化し、その枠組みを整えることに注力した」として、「任期後半は国民が体感できるようきめ細かく庶民の生活に気を遣うという意味」と説明した。そのうえで、「ただ、（国民に）現金を支給する形は控える」として、「二極化を解消する政策を多角的、総合的に検討している」と述べた。