【ソウル16日聯合】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は、22日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)で北朝鮮の朴義春(パク・ウィチュン)外相と会合する場合、金剛山での観光客射殺事件に関する問題を提起するとともに協力を促す方針だ。
 政府消息筋が伝えた。特に北朝鮮側が韓国の度重なる合同調査要求を拒否し続けていることと関連し、柳長官は正確な真相究明と責任者処罰、再発防止を約束するには合同調査が至急求められるとの点を強調し、態度を改めるよう強く迫るものとみられる。しかし韓国側からの南北外相会合の提案に対し、現在まで北朝鮮からの確答はないという。柳長官は22日から24日にかけシンガポールを訪れ、ARF外相会合に出席するほか数カ国と単独会談を行う。

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