統一部の金浩年(キム・ホニョン)報道官によると、調査団は統一部の会談連絡支援部長を団長に、国立科学捜査研究所など8つの機関・官庁の専門家で構成された。今後、国内の関係者を中心に進めている事実確認作業を早期に完了したい考えだ。また、調査団が金剛山地域に派遣される場合に備えた準備やチェックリストの作成など、行動計画を立てることになるという。
政府調査団の派遣要求に関する法的根拠としては「南北出入体系に関する合意書によれば、南北が共同委員会を構成し、問題が発生する場合は合意の上で処理するという規定がある。人が死亡しているため真相究明を要求することができ、北朝鮮も受け入れるのが正しい」と説明している。死亡したパク・ワンジャさんの遺体に対する国立科学捜査研究所の解剖結果は総合分析の段階で、結果が出次第公開する予定だとした。
一方、同日帰国予定だった現代峨山の尹万俊(ユン・マンジュン)社長ら一行は、金剛山での滞在が1日延長された。これについて金報道官は、現地の事情で今日中に戻るのが難しくなったという連絡があったと答えた。
Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0