科学技術部は17日、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授が1月に胚性幹細胞(ES細胞)の汚染事故が発生した直後、政府当局へ報告したとの発表に関連し、ソウル大学からそうした内容の公文書を受け付けていないことを把握したと明らかにした。 
 科学技術部の関係者によると、前日黄教授の記者会見が終了してから17日午前まで、昨年11月から今年上半期までのソウル大学関連の公文書の受け付け記録を詳しく調べたが、該当する文書は見つからなかった。科学財団などほかのチャンネルを通じ文書を受け付けたか確認中だというが、現在のところ該当する文書は把握できていない状態。科学技術部では今回の一連の事態を重く見て、引き続き確認作業を行う方針だ。


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