ショートフィルム部門で決勝に進出した韓国代表チーム(亜州大学の学生チーム)は8日、授賞式を兼ねルーブル美術館で開かれた閉会イベントで、メキシコとカナダのチームを退け1位に輝いた。また、ゲームプログラミング部門で決勝に残った韓国代表(亜州大学と成均館大学、漢陽大学の学生チーム)は、ブラジルとベルギーのチームに次いで3位に入った。しかし、組み込み開発部門では韓国代表は入賞を逃した。
今年の世界大会に出場した韓国代表は、4部門のうち3部門で決勝に進むという成果を残し、「環境に配慮した独創的なアイデアが目を引いた」と評された。決勝進出チームが1位と3位を獲得し、1チームが2位入賞を果たした昨年を上回る好成績を残したことも評価される。
ショートフィルム部門で1位を受賞した韓国代表は、大気汚染をなくしてくれるスーパーマンを待つある少年の希望を描いた映画を出品し、審査員から好評を得た。今年新設されたゲームプログラミング部門で3位に入賞したチームは、汚染された地球を去り宇宙で暮らすことになった人々がクリンゴンを利用し地球と全く同じキューブの環境を浄化するというアクションゲームを、韓国的な要素を取り入れて製作した。
今年の大会は、予選に世界120カ国から20万8000人余りの学生が参加し、このうち61カ国の370人が本戦に進んだ。「テクノロジーの活用による環境保護の実現」がテーマで、プロジェクトの独創性や革新性、発展可能性・プレゼンテーション能力などの項目ごとに評価が下された。
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