映画『良い奴、悪い奴、変な奴』 試写会開催される

韓国映画『良い奴、悪い奴、変な奴』の主人公ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンが、「お互いの演技に鳥肌が立った」と話し、韓国で初披露された感想を語った。

イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ

来たる17日公開の『良い奴、悪い奴、変な奴』は、7日午後、試写会を通じて韓国国内に初めて公開された。この日の試写会には、1200人の取材人と映画関係者たちが出席し、映画への関心の高さを窺わせた。

“悪い奴”を演じたイ・ビョンホンは、「ソン・ガンホの名演技、チョン・ウソンのアクションを見てとても感嘆した」と話した。チョン・ウソンも、「イ・ビョンホンの殺伐とした悪役演技に鳥肌が立った。ソン・ガンホのずば抜けた演技力、キム・チウン監督の新しい挑戦に感動した」と話した。

“変な奴”ソン・ガンホは、撮影中3人の間に競争心はなかったのかという質問に、「毎日、今日は“良い奴”と“悪い奴”がアクションを撮影して、僕は気楽に1日を過ごせればいいなという競争心はあった」と話し、会場の笑いを誘った。

この日公開された『良い奴、悪い奴、変な奴』は、5月にカンヌ映画祭で上映されたバージョンに比べ、約15分延長された“国内バージョン”。女優オム・ジウォンが登場するシーンが追加され、結末も約5分延びた。

キム・チウン監督は、「大衆が望むエンディングと、監督が欲を出す結末には差がある。この映画は、観客のための結末を用意したかった。“監督用”はカンヌの時無理に作ってみた」と説明した。

続いて、「今回の映画では、カメラ監督たちが直接ワイヤーにぶらさがって体を張ってリアルなシーンを撮影した。CGは補助手段であり、忘れられたアナログの力を見せるために俳優やスタッフみなが力を合わせた」と話した。

映画『良い奴、悪い奴、変な奴』は、1930年代、中国満州の荒野を舞台に、3人の男たちが繰り広げるアクション映画だ。