宅配員の足首に「電子足輪」…家に来たらどうしよう=韓国
宅配員の足首に「電子足輪」…家に来たらどうしよう=韓国
韓国で、電子足輪を付けた配達員の目撃談が投稿され、波紋を呼んでいる。

24日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やオンラインを中心に「電子足輪を付けた配達員」というタイトルの投稿が拡散した。
投稿者は「偶然、前に停車した配達員が足を下ろした瞬間、電子足輪がはっきり見えた」と述べ、その時に撮影した写真をアップした。

共有された写真では、バイクを運転する人物は黒いトレーニングパンツの長ズボンを履いている。靴下は履いておらず、足首が見えており、その足首には電子足輪と推測される黒い物体が見える。

投稿者は「関連して調べたところ、法律で定められ、来年1月17日からは電子足輪着用者は配達業に従事できなくなるとのことだが、きちんと管理されるか心配だ。特に子供が宅配を受け取るときなどは注意しなければならない」と書いている。

実際、2018年に性犯罪行為により電子足輪をしていた30代の配達員が、プサン(釜山)のオフィステル(住宅と商業施設を備えた多目的ビル)のエレベーターで酔った女性を家に連れて行った後、再度侵入して性的暴行を試みた事件があった。当時、犯人は警察の追跡を避けようと電子足輪を切断した。

韓国政府は、性犯罪・凶悪犯罪者の配達業従事に対する具体的な制限基準を設けた。ことし1月に女性家族部が発表した第3次男女平等政策基本計画(2023~2027)によると、性犯罪により電子機器を着用した人は2025年から配達、代行運転業種に従事できなくなる。

ネットユーザーらは「怖くなる。宅配が来たらいつも家の前に置き配をお願いするが、たまに扉を開くまでインターホンを鳴らす人もいるので、必ず非対面で受けなければならない」、「彼らも生活がかかっているだろうが、一般人と対面する職種は止めたら良い」などの反応を見せた。

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