キム・レウォン主演ドラマ『食客』　16日放送開始

人気漫画家ホ・ヨンマン氏の作品のドラマ化が相次いでいるが、16日からはSBSドラマ『食客』がスタートする。視聴率が振るわないまま先月終了したドラマ『愛してる』に続きホ氏の漫画を原作とする2作目のドラマ『食客』はSBSが今年最も期待を寄せる番組でもある。

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9日に制作発表会が行われ、演出を担当したプロデューサーのチェ・ジョンス氏は「ホ・ヨンマン画伯の原作漫画を全24話のミニシリーズドラマとして制作する団塊で、キャラクターとストーリーの相当部分を改めて作り出した」と明らかにした。

『食客』は、伝統韓国料理店＜雲厳亭＞を舞台に待令熟手（朝鮮時代の宮中の男性調理師）の後継者の座をめぐり繰り広げられる勝負を描いている。昨年は映画化され300万人の観客を動員した。

チェ氏は、ドラマ『食客』は先祖から受け継がれた韓国料理の卓越性を際立たせ、韓国料理が世界へ広まる過程を描いた料理ドラマだと説明し、雲厳亭の運営をめぐる新旧世代の葛藤（かっとう）と若き料理人らの野望と挫折、人間として成熟していく過程を描きたいと抱負を述べた。

＜雲厳亭＞の後継者の座を目指して競い合う料理人3人組には俳優のキム・レウォン、クォン・オジュン、ウォン・ギジュンがキャスティングされた。キム・レウォンは天才料理人ソンチャン役で、雲厳亭の主人の息子ボンジュ役のクォン・オジュンと料理対決を繰り広げる。そこにウォン・ギジュンがたゆまぬ努力で料理人となったミンウ役で対決に加わる。撮影は昨年9月から全国を回りながら行われ、郷土料理や韓国料理の優秀性を画面に収めた。

キム・レウォンは「普段も料理が好きだが、今回料理人の役を演じたことで料理、特に韓国料理の世界に魅せられた。韓国料理のごちそうを披露したい」と意気込みを語った。