新曲を発表した＜Wonder Girls＞「新世代に影響を与えられるお手本になりたい」

女性5人組グループ＜Wonder Girls（ワンダーガールズ）＞が3日にリリースした3枚目のプロジェクトアルバム『So hot』がヒットの兆しを見せている。ウェーブパーマに原色のアクセサリー、1980年代のマネキンのような姿でレトロ旋風を巻き起こしたヒット曲『Tell me』のときとは打って変わり、衣装はヒョウ柄だ。

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『Tell me』が国民的歌謡としてヒットし始めたころ、K-POP界ではこれを危ぶむ見方が多かった。プロデューサーのパク・チニョンが手がけた1曲で人気を集めたが、それに続くヒット曲が出なければ人気は急激な下降線をたどることになりかねないという懸念だった。しかし、それは杞憂（きゆう）にすぎなかった。先月末、オンラインで先行公開された『So hot』は公開当日に各種のオンラインチャート1位を獲得した。「幼い年で人気を集めたのでそれが負担になった時もありました。しかし私たちがステージで楽しみ、人々も一緒に楽しんでもらえればいいと思うと気が楽になりました」（ソンミ）。

その間、中学生だったソヒとソンミは高校生に、高校生だったイェウンは大学生になった。ソネは今年浪人し、大学生のユビンは成人を迎えた。映画『恋愛睡眠のすすめ』などミシェル・ゴンドリー監督の作品のファンだと語るソヒは「女子高なので私に対する関心は入学初期に少し集まっただけで友達とは気軽に過ごしています。仕事のときは授業を欠席するので成績が良くないと悔しいですね」とはにかんだ。イェウンは同じ学科の親友らと合奏するため夜遅くまで練習することもあるという。

新世代に人気があるだけに言動にも責任を感じるとか。「同じ年頃の人たちは好きなアイドル歌手のすべてをまねしたがります。私たちがそのアイドルのうちの1人だと考え、常によい影響を与えお手本となるよう努力しています」（ソネ）。

＜Wonder Girls＞は2月中旬から3月初めに、音楽専門チャンネルMTVの＜Wonder Girlsシーズン3＞の撮影を兼ねパク・チニョンの米国公演に同行した。メンバーらは米国訪問を通じて自信を得たと話す。ソネはリーダーらしく、「米国を訪問したことでメンバーの大切さを改めて実感しました。イェウン、ソンミ、ソヒについて知らなかった面を新たに知り、すまないと思いました。ヒョナが脱退した後、メンバーに加わったユビンに出会えたのは本当に幸運です」とメンバーへの思いを語った。