開発された3ビット/セル構造の32GbNAND型フラッシュメモリー=3日、ソウル(聯合)
開発された3ビット/セル構造の32GbNAND型フラッシュメモリー=3日、ソウル(聯合)
【ソウル3日聯合】ハイニックス半導体は3日、世界に先駆け3ビット/セル構造(X3)の32ギガビットNAND型フラッシュメモリーを開発したと明らかにした。
 3ビット/セル構造はセル当たりのビット数が3ビットで、既存の1セル1ビットのSLC(シングルレベルセル)、1セル2ビットMLC(マルチレベルセル)よりデータ記憶量が多い。3ビット/セル基盤製品は既存のMLCに比べチップ面積を3割以上小さくすることが可能で、コスト削減につながる。

 同社はこの技術を基に、これまで16ギガビット製品の量産に適用を限定していた48ナノプロセス技術を32ギガビット製品にまで拡大し、10月から量産に入る。同製品の最大メモリ容量は32ギガバイトで、デジタル音楽ファイル8000曲、DVDクラスの画質の映画20作品、高解像度写真3万6000枚、日刊紙200年分、単行本220万冊に該当するデータを保存できる。

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