政府は13日午前、ソウル市内のホテルで呉明(オ・ミョン)副首相(科学技術部長官を兼任)が主宰する第19回国家科学技術委員会会議を開き、「知能ロボット産業のビジョン・発展戦略」など5つの案件を審議、確定した。知能型ロボットは外部環境を認識、状況を判断し自ら機能する先端ロボット。国家科学技術委員会の今回の決定で未来の核心的な成長原動力として集中的に育成されることになった。
政府はロボット産業を体系的に支援し、2013年に世界シェア15%、総生産30兆ウォン、輸出200億ドル、雇用創出効果10万人水準へ引き上げ、世界3大知能型ロボット国として発展させることにした。現在韓国のロボット産業規模は3500億ウォン規模で世界6位。
今後、ロボット専門家2万人を養成し、首都圏地域に「ロボット産業革新クラスター」を造成する一方、ほかの成長原動力産業との連携推進で相乗効果を最大化する方針。科学技術部や情報通信部などは、「ロボットは2008~2010年には人間をサポートする形で、2011~2013年には人間とともに生活するパートナーとして発展するだろう」と明らかにした。
政府はこのほか、人工衛星を利用し正確な位置と時刻情報を提供する衛星航法システム(GNSS)に関する業務を国レベルで総合的に推進する内容の「国家衛星航法システム総合発展基本計画」を確定し、本格推進することを決めた。
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