サムスン電子が開発したSSD=26日、ソウル(聯合)
サムスン電子が開発したSSD=26日、ソウル(聯合)
【ソウル26日聯合】サムスン電子は26日、台湾で第5回サムスンモバイルソリューションフォーラム2008を開催し、最高速PCインターフェース(SATA2)を適用したソリッドステートドライブ(SSD)としては世界最大級の容量となる256ギガバイト、世界最薄の2.5インチ級マルチレベルセル(MLC)基盤のSSD開発に成功したと明らかにした。SSDはNAND型フラッシュメモリー基盤の保存媒体。
 このSSDは1秒当たりの読み出し速度が200メガバイト、書き込み速度は160メガバイトで、256ギガバイトSSDの中では最高水準の速度を誇る。HDDに比べ2.4倍以上の高速化が可能だ。一般的にMLC NAND型フラッシュメモリーはシングルレベルセル(SLC)NAND型フラッシュに比べ速度と信頼性で劣るが、今回開発されたSSDはサムスン電子が独自に開発したコントローラー技術を用いSLC基盤の製品と同レベルの性能と信頼性を確保したのが特長だ。

 サムスン電子は、256ギガバイトSSDが開発されたことでノートブックパソコンも第2世代時代に突入したとし、これはカセットテープからMP3への進化に匹敵するほどの革命的な変化と評価している。7月に128ギガバイトSSDの量産に次いで256ギガバイトSSDも量産する計画だ。

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