【ソウル20日聯合】在韓外国人を対象にした初の政府イベントとなる「世界人の日」記念式が、20日にソウル・オリンピック公園で開かれた。法務部の出入国外国人政策本部が主管し、聯合ニュースが後援したもので、政界・官界関係者や外交使節、結婚移民者、留学生ら1500人余りが出席するなか、世界民俗公演やノンバーバルパフォーマンス「ナンタ」公演、本行事などが順次行われた。
 本行事は「世界人の日」をテーマにした映像上映、有功者褒章、記念辞・祝辞、祝賀使節団パレード、「世界人の日」エンブレム宣布式、子ども多文化合唱団などによる祝賀公演と続いた。韓昇洙(ハン・スンス)首相は金慶漢(キム・ギョンハン)法務部長官が代読した記念辞を通じ、「国際化時代では文化の多様性がすなわち競争力であり、国家発展の動力であるだけに、政府は韓国を世界とともに呼吸する成熟した世界国家に発展させていく」とし、国民と在韓外国人に向け、グローバル・コリアを築くためともに努力していこうと呼びかけた。

 この日の行事では、37年間にわたり混血者や移民者の差別防止に献身した国際家族韓国総連合のペ・ギチョル会長、外国人勤労者宣教会のソク・チャンウォン代表らが国務総理賞を受賞した。記念式に続き、オリンピック公園ではモンゴルやタイ、フィリピンなどの民俗公演が、汝矣島のKBS公開ホールでは「世界人の日」を記念する音楽会がそれぞれ開催された。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0