サイエンスの報道官で、米科学振興協会(AAAS)パブリックプログラム局のフィンホルスター局長は、聯合ニュースの電話取材に対し「われわれは黄教授がメディアの疑いに答えたり、第3者に検証を依頼するのを引き留めたことはない」と述べた。
フィンホルスター局長はまた、韓国日報あてに「サイエンス誌は論文の著者らへ、DNA指紋について最近挙がっている問題に答えるよう求めている。彼らが自身の資料を再検討し返答するまでこれ以上言及しない」という内容の電子メールを送っている。
一方、黄教授研究チームの姜成根(カン・ソングン)教授は10日、サイエンス誌が論文再検討を要請したとの報道に対し、「これまでサイエンス側から検証資料を送るよう連絡を受けたことはない」と話している。姜教授はまた、幹細胞の真偽をめぐっては、今後の研究成果で検証を受ける方法しかないとの方針を再度明らかにした。
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