“俳優”Rain(ピ)を作り上げた3人の“恩人”は誰か。歌手Rainに“俳優”としての可能性を見出したのは、作家イ・ギョンヒである。イ作家は、2003年秋、Rainのドラマデビュー作KBS 2TV『サンドゥ学校へ行こう』を執筆した。当時、Rainが2集を発表する直前のことだった。イ作家は、当時歌手としても新人の、そして演技の経験もないRainを起用しスターにのし上げた。2005年には、KBS 2TV『このろくでなしの愛』で再度呼吸を合わせた。イ作家は、『このろくでなしの愛』の撮影時、Rainに漢方薬までプレゼントし、母親のように温かく面倒を見るほどの愛情を注いだ。Rainもまた、アルバムを発売するたび、イ作家に対する感謝の言葉を書き表している。

Rain(ピ) の最新ニュースまとめ

パク・チャヌク監督は、映画初出演となるRainを起用し、『サイボーグでも大丈夫』の主演に抜擢した。すでに“アジアスター”として成長していたRainを、自身の映画に起用したいと考えていた映画関係者は少なくなかったが、Rain自ら積極的にパク・チャヌク監督の作品に出演したいという意志をアピールした。Rainは、パク・チャヌク監督のおかげで、映画初主演にして<ベルリン国際映画祭>のレッドカーペットを歩く栄光を手にした。Rainの名を広めるのに、『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督の役割が大きかったのは言うまでもない。Rainは、「パク・チャヌク監督にぜひ『スピードレーサー』を見てもらいたい」と話した。

『スピード・レーサー』の監督、ウォシャウスキー兄弟は、ハリウッド映画初出演となるRainを積極的にサポートした。『スピード・レーサー』が公開される前から、自身の制作する次回作にも忍者役としてRainを主役に抜擢し、Rainのハリウッド活動をサポートしている。
Copyrights(C)sportshankook & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0