【ソウル22日聯合】整形外科を訪れる高齢者が増えている。ソウル・江南のBK東洋整形外科が、2001年と2006年に手術を受けた患者のうちそれぞれ200人を抽出し、年齢層の割合を比較調査した結果、30代は2001年の35.2%から2006年には20.9%に低下した一方、60代以上の高齢者は同期間で0.5%から1.6%と3倍に増えた。40代は2006年が9.9%、50代は3.8%で、ともに5年前から大きな変化はなかった。こうした傾向は他の整形外科にも現れており、ソウル・清潭洞のキム・ヒョンジュン整形外科でも、患者全体に占める60代以上の割合が20%に達しているという。
 BK東洋整形外科のシン・ヨンホ院長は、高齢者の整形では垂れたまぶたの矯正、目の下のたるんだ皮膚や膨らんだ脂肪の矯正、しわ除去手術などが多いと話している。最近は、中年・壮年層でも胸など全身整形をする人も多いという。

キム・ヒョンジュ の最新ニュースまとめ

 キム・ヒョンジュン院長は、高齢者の整形が増えている理由として、子どもが結婚した後の安定した経済力、日常の余裕、外見コンプレックスの解消、円満な対人関係構築などを挙げた。あわせて、晩婚化に伴い両親の整形年齢も上がっているとの見方も出ている。

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