【ソウル17日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領の日本訪問に合わせ、現地で韓国と日本の財界リーダーらが出席するビジネスサミットラウンドテーブルが開かれる。
 ラウンドテーブルは、2月に李大統領の就任式に出席するため訪韓した日本の福田康夫首相の提案で設立された。両国の最高クラスの財界関係者による会議で、全国経済人連合会(全経連)の趙錫来(チョ・ソクレ)会長と日本経団連の御手洗冨士夫会長が共同会長を務めている。

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 全経連が17日に明らかにしたところによると、李大統領の訪日に合わせ、22人の随行経済視察団を日本に派遣し、両国の財界リーダーらが出席するラウンドテーブル、両国首脳と財界リーダー間の懇談会、韓国経済説明会などの行事を現地で開催する。

 21日午前に東京の帝国ホテルで開かれるラウンドテーブルには、趙会長と大韓商工会議所の孫京植(ソン・ギョンシク)会長、韓国貿易協会の李熙範(イ・ヒボム)会長をはじめとした経済5団体の代表、現代・起亜自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長、LGグループの具本茂(ク・ボンム)会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長、サムスン電子の李潤雨(イ・ユンウ)副会長ら、財界リーダー19人が韓国側から出席する。日本側からは御手洗会長のほか、東芝の西室泰三相談役、トヨタ自動車の張富士夫会長、新日本製鉄の三村明夫会長ら17人が出席する。

 両国の財界リーダーらは、貿易と投資の活性化、環境・エネルギー協力、中小企業協力の活性化、第三国への共同進出など、幅広い経済懸案について率直に意見を交わし、会議後には首相官邸を訪問し両国首脳に結果を報告する予定だ。

 ラウンドテーブルに次いで開催される韓国投資説明会では、知識経済部の李允鎬(イ・ユンホ)長官をはじめ、韓国の外国人投資担当者と韓国進出日本企業関係者らが、韓国の事業環境などについて説明する。サムスン電子、現代自動車、LGディスプレー、SKエナジー、ポスコなど主要企業も個別に各社の経営戦略とビジョンを示し、投資活動を進める計画だ。

 また主要企業のトップらも公式日程とは別に、個別のビジネスを進める予定だ。鄭夢九会長は現代自動車、現代モービスなどの日本法人関係者と会い、市場状況をチェックし従業員らを激励する。コーロングループの李雄烈(イ・ウンヨル)会長は、第三国での共同資源開発、AM型有機EL(エレクトロルミネッセンス)事業の協力などを日本企業と話し合い、三養社の金ユン(キム・ユン)会長は日本の食品メーカーとの取引拡大など輸出活性化に向けた商談活動を進める。このほか斗山インフラコアの朴容晩(パク・ヨンマン)会長は発電事業とエネルギー事業部門で日本の企業との技術協力を模索していく計画だ。

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