サムスンSDIは7日、日本の松下電器産業が自社のPDPパネル関連特許9件を侵害したとして、現地時間5日に米連邦裁判所に提訴したと明らかにした。サムスンSDIは1年間にわたり松下と特許関連交渉を続けていたが、最終交渉が決裂したことから訴訟を起こしたと説明している。米国で訴訟を起こしたのは、米国がデジタルテレビの最大市場であることに加え、第3国での判決のほうが公平性があると判断したため。
サムスンSDIは2003年にも富士通を相手取り特許無効訴訟を起こし、クロスライセンスを締結したことがあるが、日本企業に対し特許侵害訴訟を起こしたのはこれが初めて。
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