昨年の夏から話題となっていた女優キム・ソナの移籍先が、<イェダンエンターテイメント>に決まった。これにより、<イェダンエンターテイメント>は、キム・アジュン、ファン・ジョンミン、チャン・ジニョン、キム・ジョンウン、キム・ハヌル、イ・ジョンジェなどをはじめキム・ソナに至るまで、スター中のスターを確保することとなった。

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視聴率20%を突破したSBS 『オンエア』で、マネージャーのチャン・ギジュン(イ・ボムス)は、「僕がこの世界に入って初めて聞いた話が何だかわかるか?顔に化粧した者など信じるなということだ。育てれば離れ、契約金を多くやれば背を向けるのに0.1秒もかからないのが俳優たちだ」と嘆いた。ドラマを面白くするための言葉ではあるが、ほとんどの芸能界関係者が、この言葉に共感したという。


1990年代後半に登場した最初の企業型マネージメント社は<エイスターズ>だ。小さな企画社からスタートし、企業の投資を誘致しながら巨大な企業型マネージメント社<エイスターズ>に成長した。いまはもうその姿を見ることはできないが、過去、イ・ヨンエ、キム・ソナ、キム・ジョンウン、イ・ナヨンなどのスターたちが所属していた。

その後、サイクロン、エムピー、ウォルスターなどの大型マネージメント社が次々と現れては、なくなっていった。

昨年、<フェンダムエンターテイメント>が深刻な危機に陥り、反対に、<BOF>(ペ・ヨンジュン、イ・ナヨン、ソ・ジソブ)や<エムネットメディア>(イ・ボムス、イ・ヒョリ、ソン・スンホン)や<スターエム>(チャン・ドンゴン、ハ・ジウォン)などが、勢力を拡大していった。

このような流れの中、数年間業界最強の地位を守っているのが<サイダスHQ>だ。名前を聞いてもめまいのするようなスターたちがずらりと名を連ねている。

もちろん2008年4月現在も、チョン・ジヒョン、チョン・ウソン、チョ・インソン、キム・ヘス、チョン・ドヨン、ソン・ヘギョ、イム・スジョン、コン・ユ、ハ・ジョンウ、チャ・テヒョン、ユン・ゲサン、ソン・ユリなどの有名なスターたちが所属し、活動している。

しかし、パク・シニャン、チェ・ジウ、ファン・ジョンミン、イ・ミヨン、イ・ボムス、キム・ソナが<サイダスHQ>を去っていき、<サイダスHQ>もまた永遠ではないことを証明した。

スターたちを多く抱えているマネージメント社は、外から見るととても華やかだ。スターたちが稼ぐ金額がものすごいため、会社の収益も安定しているように見える。しかし、ふたを開けてみれば、マネージメント社というのは、そんなに簡単ではないことがわかる。

ひとまずスターを迎え入れるために、数億(場合によっては数十 億)の契約金を支払うのだが、2~3年の短い契約期間に、この額を回収するのは難しい。また、このような大物スターたちの場合は、会社と収益金配分契約を結ぶため、スターを迎え入れても会社経営費さえまかなえない場合もある。このような理由から、2000年以降、国内の大型マネージメント社は、相次いで不振にあえいできた。

大型マネージメント会社に集まるスターたちは、異口同音に、巨額の契約金や大きい組織ならではの体系的な管理を魅力の要因にあげる。だがそのように言っている彼らが、契約期間が終わるやいなや、再び去っていくのはなぜなのか?

多くのスターたちが「わたしだけに集中してくれなかったから」という理由をあげる。
スターたちは、特別な対応を望む。しかし、大型マネージメント社に所属していれば、ほかのスターたちと一緒に管理されるのは当たり前のことだ。実際、多くのスターたちが嫉妬心や相手に対しての剥奪感から会社を移してきた。

現在、大物スターたちを管理しているマネージメント社の代表は、「わたしの立場としては、
全てのスターたちを同じように管理しているつもりだ。だがスターたちは、自分は誰に比べてどうこうという考えを簡単にしてしまう。スターたちが、そのような理由で、所属事務所を去って行くのは、とても悲しいことだ」と話した。
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