【ソウル13日聯合】サムスングループの不正資金疑惑を捜査している特別検事チームは12日、自分名義のサムスン生命株が李健熙(イ・ゴンヒ)グループ会長の借名株式であると明らかにした玄明官(ヒョン・ミョングァン)元サムスン物産会長を呼び調査を行った。
 同日午後5時ごろに特別検事チームの事務所に着いた玄元会長は、取材陣から名義を貸した経緯について問われ、「1988年にグループ秘書室長から名義を貸してほしいと連絡があり貸しただけだ」と答えた。これに先立ち玄元会長は10日に会見を開き、これまで自分のものだと主張していたサムスン生命株の実際の所有主は李会長で、1988年から借名で保有していたがグループとの信義のため虚偽の主張をするしかなかったと打ち明けていた。

 特別検事チームは、玄元会長を相手に、陳述を覆した経緯を調べたほか、李会長が問題の株式を買い入れた資金が会社の資金ではなかったか、個人財産であるならば借名で管理していた理由がなにかなどについて追及した。


Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0